はるちゃん生後40日目|パパの涙。ずっと我慢していた気持ち

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はるちゃんの成長

今日は、ママの受診と助産師さんとのお話の日。

先生からは、前回処方してもらったお薬を飲んでみてどうだったかを聞かれました。

そして、

「心療内科のある病院を紹介します」

というお話もありました。

その後は、助産師さんとお話をする時間。

今思っていること、不安に感じていること。

ママは自分の中にある気持ちを、少しずつ話しました。

誰かに聞いてもらえたことで、少しだけ気持ちがスッキリしたような気がしました。

「パパはどこへ??」

助産師さんと話している途中、パパが

「トイレ行ってくる」

と言って部屋を出ていきました。

その頃、ママは搾乳の時間に。

助産師さんに相談すると、

「NICUに行くのがしんどいなら、特別にここで搾乳していいよ」

と言ってくれました。

その言葉に甘えて、ママはそのままお話をしていた部屋で搾乳をすることになりました。

でもその頃。

パパはトイレには行っていませんでした。

向かった先は――

はるちゃんのいるNICUでした。

はるちゃんの顔を見た瞬間

パパは、はるちゃんのところへ。

はるちゃんの顔を見ると、自然と涙が溢れてきました。

そこへ、はるちゃんの担当の看護師さんが来てくれました。

看護師さんの顔を見た瞬間。

さらに涙が止まらなくなりました。

今までずっと我慢してきた気持ちが、一気に溢れ出したんだと思います。

はるちゃんのことは、もちろん大切。

でも、それと同じくらいママのことも大切。

はるちゃんのこれから。

ママのこと。

家族のこれから。

パパもママも、いっぱいいっぱいになっていました。

ママを元気づけようと、パパはできるだけ元気なふりをしていました。

でも、本当はパパの心もすごく疲れていたみたいです。

ずっと抑えていた感情を、ようやく外に出すことができた瞬間でした。

看護師さんは、

「やっとパパの本音が聞けてよかった。ずっと心配してた」

と言ってくれました。

「やっぱり!おったか!」

一方、搾乳を終えたママ。

……パパがなかなか帰ってこない。

「もしかして……」

そう思ったママは、助産師さんについてきてもらってNICUへ向かいました。

すると――

やっぱりいた、パパ。

「やっぱり!おったか!」

涙と鼻水で、マスクがびしょ濡れになっているパパ。

そんなパパを見て、ママと、話を聞いてくれていた看護師さんと3人で笑いました。

泣いていたのに。

少しだけ、みんなで笑えた瞬間でした。

はるちゃんも一緒に、4人でお話

そこからは、はるちゃんも含めて4人でお話をしました。

ママがお薬を飲んだこと。

パパが思っていたこと。

ママが思っていたこと。

そして、看護師さんも思っていることを話してくれました。

みんなで話していると――

はるちゃんが痰を出そうとして、

「おっおーーーーい!」

と大きな声。

看護師さんが吸引をしてくれながら、

「はるちゃんもお話してるんやね〜」

と言ってくれました。

その言葉が、なんだか少し嬉しかったです。

パパとママと看護師さんのお話に、はるちゃんも参加してくれているような気がしました。

はるちゃん、少し風邪気味

みんなの気持ちが少し落ち着いた頃、主治医の先生が来てくれました。

先生から、

「はるちゃんは少し風邪気味みたいなので、よく様子を見させてもらいます」

と教えてもらいました。

そう言われて改めて顔を見ると、確かにいつもより少ししんどそうな表情をしているはるちゃん。

大丈夫かな。

少し心配になりました。

パパも、ずっと頑張っていた

この日は、ママだけではなく、パパもずっと頑張っていたんだと改めて感じた日でした。

ママを支えようとして、元気なふりをして。

はるちゃんの前でも、できるだけいつも通りにして。

でも、本当はパパだって不安で、怖くて、しんどかった。

パパが泣いて、今まで溜め込んでいた気持ちを看護師さんに話すことができたこと。

そして最後には、みんなで少し笑えたこと。

この日、全部が解決したわけではありません。

不安がなくなったわけでもありません。

それでも、パパもママも自分たちの気持ちを誰かに聞いてもらえたことで、ほんの少しだけ前を向くことができたような気がします。

そしてその輪の中には、もちろんはるちゃんもいました。

「おっおーーーーい!」と大きな声を出しながら。

はるちゃんも一緒に、家族4人で話をしてくれたような一日でした。

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