はるちゃんが生まれて5日目。
この日は、ママの退院の日でした。
入院中は、はるちゃんのところへ行くことと搾乳をすることを繰り返していたママ。
いよいよ退院です。
退院の手続きは、思っていたよりもあっさり終わりました。
パパとママで一緒に支払いを済ませ、パパが車まで荷物を運びます。
そして、また2人ではるちゃんのいるNICUへ戻りました。
明日は、はるちゃんの頭のMRI検査
この頃、先生からは、
「脳にダメージはありそう」
と言われていました。
だからこそ、明日予定されている頭のMRI検査の結果が、パパもママもすごく不安でした。
脳にどれくらいのダメージがあるのか。
これからはるちゃんがどうなっていくのか。
考えれば考えるほど、不安な気持ちになりました。
まだ何も分からない。
でも、明日の検査で何かが分かる。
そのことが、怖くて仕方ありませんでした。
はるちゃん、うんちをがんばる
昼過ぎ。
看護師さんが、はるちゃんに浣腸をしてくれました。
はるちゃんは一生懸命、うんちをがんばっていました。
小さな身体で、一生懸命がんばっているはるちゃん。
そんな姿を見ていると、
「がんばれ、はるちゃん」「だせーーー」
と応援したくなります。
パパはずっと「はるちゃん」
ママが搾乳に行っている間も、パパははるちゃんのそばにいました。
はるちゃんの手を握ったり、
頭を撫でたり、
名前を呼んだり。
そして、
「かわいいなぁー」
と何度も言っていました。
まだ生まれて5日。
それでも、パパにとってはもう大切な大切な我が子。
ただそばにいて、顔を見て、手を握っている。
それだけで幸せでした。
「パパ、ずーっとはるちゃんって呼んでるね」
しばらくして、ママが搾乳から戻ってきました。
すると、近くに座っていた先生がパパに、
「パパ、ずーっとはるちゃん、はるちゃんって呼んでるねー」
と言いました。
それを聞いて、みんなで笑いました。
たしかにパパは、ずっと
「はるちゃん」
「はるちゃん」
と呼んでいました。
不安なことはたくさんある。
明日はMRI検査。
その結果を聞くのも怖い。
それでも、この日は家族3人で過ごせる時間を大切にしました。
はるちゃん。
明日は検査、がんばろうね。
パパとママは、ずっとそばにいるよ。



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