はるちゃんが生まれた日の夜。
パパはNICUを出て、はるちゃんが生まれた病院へ車を取りに行き、そのまま家に帰りました。
ママはそのまま自分の病室で搾乳をしてから寝ました。
家に帰っても、病室に戻っても2人ともはるちゃんのことが頭から離れませんでした。
寝る前も心配でたまりませんでした。
そしてはるちゃんが生まれた次の日の朝になって、パパはママとはるちゃんに会うために車で病院へ。
ママと一緒にNICUにいるはるちゃんの元へ向かいました。
NICUに入って、はるちゃんの顔を見る。

そしてモニターを見る。
心臓が動いている。
はるちゃんは生きている。
それを確認するだけで、2人とも安心して、また一緒に泣きました。
何時間も、はるちゃんの横に座っていました。
ただ、はるちゃんの顔を見ていました。
ママは途中で病棟に戻って、ごはんを食べたり、搾乳をしたり。
パパはその間も、はるちゃんのそばにいました。
そんな中、2人ではるちゃんがうんちをしているところを見ることもありました。
看護師さんがオムツを変えてくれました。
生まれたばかりの赤ちゃんのうんち。
想像していたものとは全然違って、黒い塊みたいなうんちでした。
「こんなんなんや……黒っ……」
そんなことを思いながら、2人ではるちゃんを見ていました。
そして夕方ごろ。
パパとママで、
「早く名前を決めてあげよう」
という話になりました。
実は、はるちゃんが生まれる前から決めていた名前がありました。
でも、生まれてきたはるちゃんの顔を見ていると、
「この顔はこの名前じゃない気がする」と2人ともそんな気持ちになってきました。
2人で改めて名前を考えました。
そして、はるちゃんの顔を見ながら、
「はるちゃん」
という名前に決めました。
こうして、生まれてから1日目。
赤ちゃんからはるちゃんになりました。
※実際の写真が表示されます。足の裏の写真です。

パパは朝から夜の11時ごろまで、途中で休憩を挟みながら、ずっとはるちゃんの横にいました。
そして帰る時間になって、NICUを出ました。
でも、家に帰る途中も、家に帰ってからも、
はるちゃんの顔が頭から離れませんでした。
生まれてまだ1日。
それでも、はるちゃんはもう、パパとママにとってかけがえのない存在になっていました。
そしてこの日、
「はるちゃん」
という名前が決まりました。


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